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湖北地方(滋賀県の北方)に行ってみた。村の入り口にはに立派な萱葺きの門があり西門、東門にわかれている。これをみるだけで普通の村とは違うと感じられる。上の絵は奥琵琶湖・菅浦の集落入り口(東門)を描いたものである。(村の裏門のような所) 車で木之本から8号線を湖畔づたいにいき、月出という所で奥琵琶湖パークウエイ(無料)に乗る。入り組んだ湖岸づたいに沿って行くと菅浦に着く。菅浦に到着する手前で琵琶湖に浮かぶ竹生島が間近でみられる。村は漁業が営まれているが、今は寒村である。西の入り口にはかなり立派な須賀神社があり、白壁が美しい。淳仁天皇が祭られている。戦いに敗北した天皇家の一族や従者たちが移り住んだと隠れ里として伝えられている。 入り口の四足門は萱葺き屋根でいくつ物石の上に立っており、柱は片方が内側寄りに設置されておりなぜかバランスが悪い。屋根もいじょうに大きく、頭でっかちといった感じである。これは敵が村に攻め入ったとき石組みを壊し、外側にこの門を倒しバリケードの役目を果たすという。通常は出入り口として使用され一石二鳥にうまく考えられている。 |
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