松井茂樹 ■ホーム ■ヨーロッパの水辺を描く ■日本の水辺を描く ■郷土を描く（伊吹山） ■ペン画 ■半具象画 ■プロフィール ■What`s New ■リンク集 ■自作壁紙 ■メール	What`s New（10号）
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	残暑お見舞い申しあげます。久々にWhat`s Newを載せてみました。やっと１０号です。スキー場で有名な長野県車山高原に２泊３日で友人たちと出かけてみました。 　夏になると都会の暑さから逃れて年１回、涼しいところへスケッチに出ようと考える。今年で４年目になる。７月末の今年はあいにく台風１０号が高気圧に押され日本列島に居座り続け動きが遅い。車山高原（長野県）もその影響を受け、雨が降ったりやんだりの天候であった。でも山は若草色に覆われとても美しかった。 　山の取材は何処へ行くにも起伏のある道を移動しなければならず私の歳では息が切れてしまう。交通も大変不便で一日数本のバスしか通っていない。やっと見つけた場所で描き始めると突然の雨になった。絵を描くにも大変である。山は雨になると逃げ場がない。ひろげたスケッチ道具もまた店じまいしなければならない。三脚、キャンバス、絵の具セットなど持っているので荷物が肩に食い込んでくる。このような苦労をしても絵を一点まとめたい欲求にかられる。雨が止むとまた挑戦である。 　雨がやむと車山には爽快な風が吹き抜け、空には入道雲がかかり、山のみどり美しい景観を味わうことを満喫出来た。山は何も言わないがどっしりとしており私には何かを語りかけてくれる。